こんにちは!GWも終わり、少しずつ暖かくなってきましたね!
歯科衛生士の上神です
4月から勤めさせて頂き、初めてのブログの投稿になります😁

勤めはじめて1ヶ月が経ち、目下勉強の日々が続いています!
環境には慣れてきたものの、患者様に「伝えること」の難しさを実感しております。

先輩や先生の説明を聞き勉強させて頂いています。
私もしっかり皆さまに伝わりやすい言葉掛けができるような
歯科衛生士になれるよう精進して参ります!

さて、ここから本題に入ります!
みなさん、歯周病ってどれくらいの方が罹っているかご存知ですか?

実は成人(30歳以上)の69%が歯周病にかかっているんです(厚生労働省の調査によるもの)

そこで今回は

「歯ぐきに炎症がある方への効果的な歯みがきの方法」
についてお話ししていきたいと思います!

まず、歯周病とは歯と歯ぐきの溝にプラークがたまり、
歯肉の内部に歯周病菌が入って毒素を出し、骨を溶かしてしまう病気です。

そのため、歯と歯ぐきの境目付近にプラークが付着しないための
歯みがき法が重要になってきます!

効果的に歯と歯ぐきの境目をみがく方法として、今回は「バス法」をご紹介します。
この方法は歯ブラシの毛先を使い歯と歯ぐきの境目のプラークを取り除く方法です。


歯ブラシを鉛筆持ちで持ち、毛先を歯と歯肉の境目に約
45度の角度を意識して当てるようにします。
このとき
1本から2本分程度の歯を対象に、毛先がその境目の溝に入るようにします。

そして、1mmから3mmのストロークで歯の面に沿わせるように小刻みに10回から20回程度動かします。

前歯や奥歯など、歯の種類や歯並びに応じて歯ブラシを縦に使ったり、横に使ったりします。
このとき歯と歯の間にも毛先ができるだけ入るようにみがきます。

歯みがき、と一言で言っても、効果的な歯みがきにはこのようにポイントがあります。
最初は難しく感じられるかもしれませんが、
慣れてくるとスムーズにできるようになりますのでご安心ください。

正しい歯みがきを行うことで歯ぐきの炎症を改善することにも繋がります!
歯肉に当てる力が強過ぎると、歯肉が傷つき、歯肉が下がる原因になりますので、
不安な方はご相談ください!

今回は歯ぐきの炎症がある方への歯磨き方法の一つをご紹介致しましたが、
他にもいろいろな歯みがき方法があります。
11人お口の中の状況は違いますので、
歯みがき方法で悩んでいるなどがあれば、お気軽にご相談くださいね。

(日本歯科医師会、新版家族のための歯と口の健康百科 引用)