こんにちは。
寒い日が続くと思えば、暖かい日もあったり…早くも花粉が飛び始めたようで、常にマスクをする習慣がついているとはいえ、鼻がムズムズしてきたことで、春が近づいてきたなと感じています。

今回は、口腔内写真についてお話ししたいと思います。

当院では、治療方針の説明をする際に、患者様に了承を得た上で、レントゲン写真だけでなく、お口の中の写真を撮らせてもらっています。

なぜかというと、レントゲン写真では分からない、歯や歯茎の色味の変化、歯並びや咬み合わせの状態を知りたいからです。

直接見て判断できるじゃないかと疑問に思われる方もおられると思いますが、お口の中に大きな鏡を入れて、いろんな角度から撮って写真にすることで、客観的に悪いところ、気になるところを分析・診断することができます。

また、10年以上継続してメインテナンスに通っている方も多くいらっしゃいます。特に何の問題もないように思われても、常に同じ規格で撮った写真を残しておくことによって、小さな変化も比較できるようになります。

当院では、歯科衛生士が口腔内写真撮影をさせてもらっています。

患者様には伝わりにくいと思いますが、けっこう重量のあるカメラのピントを片手で合わせつつ、一発で正確に写真を撮るって、すごい技術なんです。これまで口腔内写真専門の先生に講習してもらったことを皆で共有し、日々トレーニングを積み重ねています。

わたし自身も時折、カメラの持ち方やポジショニングなどのトレーニングをしています!
撮りながら、改めて正面から見ることで、咬み合わせなどの違和感に気づくことことも多いです。

皆さんも、一度写真で自分の口の中を見てみませんか。今まで気づかなかった新しい発見があるかもしれません。