長かった梅雨も明け、いよいよ暑さも本番ですが皆さんいかがお過ごしですか?
アスリート 花田でーす
最近はめっきりコロナを理由にトレーニングをさぼってます(笑)

そんなコロナ禍の中私が今はまっているのが・・・”読書”
私が尊敬している元イースト歯科クリニックでお勤めだった小児歯科医の川口先生か頂いた本

「子どもたちが上手に噛める・食べられる・呼吸できるようになる本」です。

今日はその中から1つ!ためになる事を皆さんにもお伝えしますね。

【6ヵ月頃から始まる離乳食】
離乳食はより栄養価の高い物を取り込むための咀嚼のトレーニングです。
赤ちゃんにとっては乳児えん下から成人~成人えん下への移行でもあります。

おもゆから始まり →ドロドロにすり潰した物 →軟食へと少しずつステップアップします。

スムーズに食べられない事を心配するあまりに食べやすさに重きをおくと、とても柔らかい
物が中心となります。

また、最近の保護者の方は手や顔、床などを汚す事を懸念しスプーンで流し込める食事が中心になりがちです。

前歯でかじり取るというステップがないまま成長すると当然前歯の回りの組織への刺激も
少なくなり顎の成長が不十分になると考えられます。

前歯でのかじりとりが正常なかみ合わせを促し、唇を閉じる力を高め下あごの成長を促します。

スプーンで与える時も押し込めるのではなく・・・×
子供にスプーンにかぶりつかせ唇を閉じ、舌をしっかり上あごに押し当て飲み込ませる。

赤ちゃんは初めて見る食べ物を触ったり、叩いたり押したり潰したり、口にいれてなめたり
噛んだりを繰り返してその食べ物の硬さや性状を何度も確認して一口量を覚える練習をして
います。このことが将来の噛み合わせや歯並びを良くすることにも繋がっていきます。

周囲は散らかりますがこの体験こそが手と口の協調機能を育てるのです。

いやあ~分かっていても散らかるのも・・・、という気持ちも分かるけど
忙しい中での片付けもね・・・(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)

子供の成長はあっという間です!一事が万事。
大きな心で一緒に見届けて行きましょう♪
一人で悩まず、困ったことがありました是非健診時にご相談下さい。