こんにちは。イースト歯科クリニックの鎌田です。
まだまだ、インフルエンザやコロナなどの感染症が流行っておりますので、体調には十分お気を付けてください。

みなさま、お正月はお餅はたくさん食べられましたか?
私は久し振りにお餅付きをしました。自分でついたお餅はとても美味しく、ついつい食べすぎてしまいました。

とても美味しいお餅なのですが、餅による窒息死亡事故は「正月三が日に集中している」というデータがあります。
高齢になると、歯の機能が衰えて噛む力が弱くなったり、唾液の量が少なくなって食べた物がスムーズに飲み込みにくくなるなどの嚥下機能の低下がおこってきます。
また、高齢者だけではなく、50歳前後からは飲み込む力が少しずつ弱くなるため、中高年の方にも起こりえる恐れがあります。

・食事中によくむせる
・以前はむせなかったのに、時々むせるようになった
・食事中や食後によく咳が出る
・食べ物がのどにつかえる感じがする
・食べ物をお茶や味噌汁などで飲み込むことが多い
・食後に声がかれたり、ガラガラ声になる
・むせやすい食べ物を避けている
・飲み込んだ後も、口の中に食べ物が残っている。

このようなことが増えたら、嚥下機能の低下を疑ってみましょう。

 

口腔機能をアップさせる為のトレーニング3つご紹介してます。

①頬の運動
→頬の運動機能や口唇閉鎖力を高める為に行います。

◎頬の膨らましと吸い込み
5秒間頬を膨らませた後5秒間凹ませる動作を5回程度繰り返します。口をうまく閉鎖できない時はペットボトルをくわえて行います。

◎抵抗法
5秒間頬を膨らませたあと、膨らませた頬を5秒間両手で押します。これを5回程度繰り返します。頬に力を入れながら、少し強く押してみましょう。

 

②開口訓練
→飲み込む力をアップする効果が期待出来ます。

10秒間できるだけ大きく口を開けたままにし、ゆっくり口を閉じ、休憩します。この動作を5回程度繰り返します。口はできるだけ大きく開けたままにします。最大開口状態を10秒間保持する事で、嚥下の際に必要な喉頭の挙上や食道入口部開大を促す効果があります。
☆口を開ける時は、痛みが出ない程度に行いましょう。

 

③パタカラ体操
→口や舌の動きを鍛え、食べる・飲み込む機能の向上が期待出来ます。

パ・タ・カ・ラの各発音を8回ずつ、2〜3セット行います。
「パ」は口唇をしっかり閉じて発音します。
「タ」は舌を口唇にしっかりくっつけるように発音します。
「カ」は舌の奥を上顎の奥につけるように発音します。
「ラ」は舌を丸めるように発音します。

小顔効果も期待できるかもしれないので、ぜひ皆様も毎日の生活に取り入れてみて下さい。

 

〜お知らせ〜
3月末まで、ご来院された方皆様にタフトシリーズを20円引きにさせて頂きます。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。